コーティングにはメリットもちゃんとあります。
その一つは雨にほとんど当たらない環境での保管が出来る場合です。
しかし多くの方があまり理解出来ていない別のポイントをお伝えしたいと思います。
様々なコーティングがある中で共通していることの一つは "染み"にひどく弱いということです。
染みは雨で出来ますから私たちの力では変えることができません・・
問題はメンテナンスに支障が出やすいということです。
基本的にコーティング施工後にシミができてしまいますと、コーティングを保持したままシミだけ取る方法はありません。
これはコーティング業界が表に出さない強烈なロジックです。。。
新車購入時にだけコーティング施工を提案される理由の背後にはこのロジックがあるからです。
本当にメンテナンス性もよくて自信のある良い物であれば、維持していく過程において良さを感じていけるハズだからです。
再施工も問題なく営業してバンバン売り上げに貢献出来るはず。
でも顧客データもあるのに、コーティング保証期間が終わる時期に”再コーティング” の営業をしない本当の理由はコレです。
私は塗装に携わっていましたのでコーティング業車さんとこういった話になるのですが、一般の方は残念ながらそこまでご存知では
ありません。。
もし皆さんのコーティング済みの車両がシミだらけになってしまい、施工したお店に持っていくと恐らくロジックは成立します。
返事は ”再施工” というやり直しです。
軽い染みで治っているならばともかく、放置期間が長く、進行が進んでいる場合、残念ながらコーティングはすっかり落とすしかありません。
高い金額を払ったガラス系コーティング、セラミック系だろうが何だろうが、落とさなければ本来の状態に戻れないのです。
しかもこうなるとは知らされていなかった・・わからなかったでは悲しすぎませんか・・。
もちろん車により程度は異なりますから、是非ご相談下さい。
必要な情報をシェアしたいと思います。