スタンド洗いの壁


愛車を綺麗に維持する秘訣はこまめな洗車が一番ですが、スタンド洗いでも壁があります。

 

主な理由として2つほど考えられます。

 

❶   時間最優先

 

お客様が待っている決められた時間内に作業を終わらせる必要があり、彼らは必死です(あなたは待たされていると思っても)急いでいますから当然、泡が残っていたり洗い残しが生じます。

作業後に気付いてしまった汚れ、もしくは指摘された汚れはゴシゴシ擦り、綺麗に”見える状態に”する事があります・・。

 (気になってて直して欲しいけどクレームだと思われるのが嫌で我慢している…そんなお客様の事も知っています)

 

残念ながら、とにかく何事もなく引き渡しが終わればOkayな現状 (明らかなミス以外は店を出たらもう店に責任はありません的なOkay)。

注文された洗車コースが撥水であれば、時間に追われてボディの状態を見る事なく撥水コートをぶっかけます。

 

❷    人と道具の問題

 

残念ながら正しい洗車方法を知っている人がいつもあなたの愛車を担当できないため、防ぐことはできません。

作業を理解し、傷付けないように理解しているスタッフでも手には硬くなったタオル。

洗いにこだわっているスタンド、フランチャイズ店舗では一定のレベルを掲げていますが、決められた作業を決められた道具でのみ解決するマニュアルにそって教えられます。

 

泡で洗っているので鉄粉や汚れはかなり落ちるはずだと疑わずコート剤を浴びせてしまう新人・・。

でも下地が全く出来ていないので水は弾くのにボディには取り切れていない染み、汚れ・・。

  

車は一台一台状態が違うのに、同じ強さでひたすら作業を行い傷が入れていることに気づかないスタッフ・・。

いつもの顔見知りのスタッフなら良いが、他の人だと経験の差からドアの開け閉めやマナーの悪さにはガッカリ。

 

 

まとめ

車の身になってそれぞれの状況にアプローチできるスキルが必要という事。

異なる状況に最適な道具を使い分けれる経験も必要という事。